お久しぶりです。最近創作スランプ、fuesです。
たまたま見つけて触れたらドハマりした作品なので紹介させてください。
ARIA
ARIA(アリア)とは天野こずえの漫画とそれを原作にした作品群です。TV・劇場版アニメ化等されてます。
舞台はテラフォーミングされ水の惑星となった火星にある水の街、ネオ・ヴェネツィアで、地球からやってきた水無灯里(みずなしあかり)は一人前の水先案内人(ウンディーネ)を目指し日々を過ごしていく…といったストーリーです。魅力
物語は刺激的な展開があるわけではなく、先輩や仲間、時に自然や不思議なものと触れ合う…だけですが致死量の癒しと共に、忘れていた大切なことを教えてくれる作品です。
アニメから入ったのですが初めてアニメ1期を半分くらい見ての感想は
ARIA観てるけどこれ鎮静作用強すぎないか?過剰に摂取すると心拍数下がり続けて心停止しない?
— fues (@fues_) April 27, 2023
その後アニメ3期を見終わったときはロスと癒しが拮抗し1日寝込みました。劇場版でも普通に泣きました。
そんなARIAの魅力は(といっても原作はまだ40話までしか読めてませんが)
1. 美しい世界
アニメや原作カラーページは特に水と空の青、建物と雲の白の対比が美しく、また、時間や季節の移ろいと共に変わるネオヴェネツィアの街も息を呑みます。
2. 純粋で優しいキャラクター達
基本的に登場人物は綺麗なもの・素敵なことに対して純粋に喜びを感じ、分かち合う「いい人」で、楽しいこと、辛いこと含めて世界・人生そのものを楽しんでいるようで元気になれます。
あと白を基調としたウンディーネの制服が(夏服も冬服も)めっちゃかわいい
3. 癒される曲
アニメのOP・ED曲はもちろん、劇中曲・劇中歌も全て最高で、時々ほろりと来る曲もありアニメの癒し増進に一役買っています。サントラは寝落ちしながら聞くのにうってつけです。
4. 物語としてのメッセージ(?)
灯里は「子供のように純粋で世界すべてが美しく見え、楽しんでいる」存在として描かれているように思えます。リアルの日々に疲弊した我々が忘れてしまっていることを思い出させてくれるような気がします。
そんな灯里はそんな感性故に小っ恥ずかしいポエムをつぶやきますが、それを他の人(主に藍華)から「恥ずかしいセリフ禁止!」と突っ込まれています。
これは読者が感じた小っ恥ずかしさをキャラクターに代弁させることによって、「これは物語の世界だから純粋な人がいるんだ」ではなく「世界がそうでなくても、純粋な心を持っていれば少し世界は美しく・楽しくなる」というメッセージが込められているような気がします。
ARIA見た後散歩すると世界が輝いて見えます。まじで。
楽しみ方(公式)
00年代開始のコンテンツのため絶版のものもありますが、それでも中古品はギリギリ出回っているっぽいです。
漫画
前身AQUAとARIAのコミックをまとめた「完全版」が出ています。電子版もあります。
なんか今(2023年5月末)Kindleで半額還元セールやっているっぽいけど、
フルプライスで紙の本買うよね。
アニメ
円盤はもちろん、AmazonPrimeVideo等各種プラットフォームで配信されています。公開時系列順に見ればよいです。
- ARIA The ANIMATION(アニメ1期・2005年)
- ARIA The NATURAL(アニメ2期・2006)
- ARIA The OVA 〜ARIETTA〜(2007)
- ARIA The ORIGINATION(アニメ3期・2008)
- ARIA The AVVENIRE(劇場版第1弾・2015)
- ARIA The CREPUSCOLO(劇場版第2弾・2021)
- ARIA The BENEDIZION(劇場版第3弾・2021)
でも最新の劇場版だけはサブスクの配信は無くてレンタルしかないから…
小説
絶版ですが2巻、別々の話で出てます。
原作・アニメでは概ね1話完結だったから長編なの嬉しすぎて…
その他書籍
アニメガイドブックや猫社長のスピンオフ等ありますが、特におすすめしたいのは
作中で出てきたウンディーネ専門雑誌「月刊ウンディーネ」。コーナーはもちろん広告まで凝っていてARIAの世界に浸れます。あーやばい(語彙)。紙は絶版で電子版が出てますが
作中で出てきたウンディーネ専門雑誌「月刊ウンディーネ」。コーナーはもちろん広告まで凝っていてARIAの世界に浸れます。あーやばい(語彙)。紙は絶版で電子版が出てますが
やっぱ物理よ。
音声作品
サントラ
ほぼ各アニメ作品毎にあります。配信もされているのでまだ手に入りやすいでしょう。
ドラマCD等
ドラマCD(絶版)や円盤特典音声作品もあり、制覇は骨が折れそうです。
ラジオ
インターネットラジオがCD化されていましたが、入手困難かも。
楽しみ方(二次創作)
好きな作品はいろんな人と共有したいですよね。
と思って検索しても以外と見つからないな…と思ったら
主な創作サイトのサービス開始時期は
ニコニコ動画 : 2006年
Pixiv : 2007年
ニコニコ静画 : 2009年
なるほど…時代がよくなかったか…
この時代は主に個人サイト等が頼りになるかもしれません。
あとARIAっていう名前が現代の検索と抜群に相性が悪いので、見つけにくいというのもありそうです。
公式では「#ARIAカンパニー」というハッシュタグを推奨しているようなのでぜひ…ぜひ…
おわりに
辛い時はARIAを見よう。多分前向きな気分になります。
じゃあ私は寝る前に小説と原作を少しずつ読み進めるのでこれで……
あと中古で手に入れたアニメ2期と3期のガイドブック未開封なんだけど…これどうしたらいい…?
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